寝言を書くなKAZUYA!【その7】
ユーチューバー・KAZUYAは
週刊新潮12月28日号のコラムで、
〈「ガソリン問題」や「日本死ね」
でおなじみの山尾志桜里議員〉
と書いています。
「日本死ね」に関しては、
昨日書いたとおりで、
これは待機児童問題に冷淡だった政府を
これは待機児童問題に冷淡だった政府を
動かした大きな政治的功績なのですが、
KAZUYAは単に、流行語をひとつ
作った程度にしか思っていないようです。
さらに、今なお「ガソリン問題」を
持ち出すなんていうのは論外です。
山尾氏が代表を務める選挙区総支部が
平成24年(2012)に計上した
ガソリン代が230万円に上り、
これが「地球5周分」に相当するなどとして
マスコミが騒いだ問題ですが、
これは、辞めた会計担当の公設秘書の
使い込みだった疑いが相当に強く、
山尾氏が記者会見で「必要な法的措置を取る」
と表明すると、マスコミの追及は
潮が引くように収まっています。
まだこれをとやかく言うのは、
ネトウヨだけです。
しかも山尾氏のガソリン問題が出た直後、
安倍首相が代表を務める選挙区支部が
同じ平成24年にガソリン代として
573万2858円を計上していたことが発覚!
これは山尾氏のケースの2.5倍、
地球12周分に相当しました!
しかも山尾氏の方は1年だけだったのに対し、
安部首相の方は翌25年にも554万6613円、
26年にも499万6215円と、巨額計上を
続けていました。
さらに菅官房長官も平成24年には
山尾氏とほぼ同額の222万5345円、
翌25年には194万5748円を計上。
さらに当時の閣僚では、
遠藤利明五輪担当相が
平成26年に200万円、
丸川珠代環境省も平成25年に
194万円などの高額計上をしていた
事が判明しています。
民主・民進党の方にこんなことが
起これば、ネトウヨは必ず
「ブーメラン!」「ブーメラン!」
と大はしゃぎしていたのに、
これらの件は完全スルーしたのだから、
インチキも度を超しています。
そもそも山尾氏のガソリン代問題が
マスコミで大騒ぎされたのは、
山尾氏が「保育園落ちた、日本死ね」で
注目され、民主党政調会長に抜擢された
直後のことであり、官邸と内閣情報調査室が
御用マスコミを使って起こした仕掛け
だったことはほとんど丸見えです。
さてKAZUYA、
「ガソリン問題でおなじみの山尾志桜里」
とか言うのなら、なぜ
安倍晋三や菅義偉のガソリン問題に触れない?
そればかりか、ガソリン問題など
些末な問題に見えてくる巨大疑惑である
モリカケ問題の追及を、
なぜ「時間の無駄」などと非難して、
安倍政権を擁護する?
モリカケ問題の追及を、
なぜ「時間の無駄」などと非難して、
安倍政権を擁護する?
これで、よくもよしりん先生に対して
「一貫性がないのではないか」
とか言えたものだな。
KAZUYA、あんた
自分じゃ気づいてないようだが、
背中にグッサリ刺さってるぞ、
ブーメランが!